心  ー壱ー

20代まで、パターンとカラーで埋め尽くされていたワードローブ
 

30代に入ると
ある程度自分が似合う服が分かってきて
冒険心より安心感を求めるようになってきた。
 
きっとそれは、生き方そのものがワードローブに反映していると
 
娘の入学を機に、学校へ訪問をする機会も増え
いつしかワードローブに並ぶ洋服も、紺一色の戦闘服へと化す。

それと同時にヒールの高さも下り坂
 


私がしたいファッションって一体なんだっけ?

 
自問自答を繰り返す
 


このSH_KIをスタートする直前
一度、真っ新になりたいとヘアーサロンへ
 
いつも私の扉を開いてくれるtwiggyの松浦美穂さんの元へ足を運び入れる事が私のルーティーンになっている。

私は5年ぶりにショートボブまでカットしました。
 

髪を切った途端、やりたい事が明確に溢れ出し
11年前にロングからショートに切った当時を思い出しました。
 
 

正に原点回帰
 

こういう突拍子もないことを突発的にしてしまうのが私なんです。


計画性がないのではなく
衝動的な変化に"生きている"という喜びを感じる性格なんです。
 

 

ファッションもそうでなくちゃって
 
良い裏切り
 


洋服に関して専門学校出身でもなく
ファッションの歴史に詳しいわけでもありません。
 

ですが、
洋服に携わるお仕事の中で沢山のお洋服に袖を通し、
カメラの前に立つ事やショーに出演してきた事で得られたものがあります。



それは "雰囲気は自ら作れる"
そう、自負しました。
 


159cmという平均的な身長と向き合いながら
誰よりもスタイルアップを重視し、どんな自分でいる事が心地良いか。

そして、常にそのシンプルな考え方でいる事を大切にしてきたと思っています。


 

それから、レジャーで楽しんだ後
そのまま義母に会いに行ける失礼のないような装いを

そんな"間"の気持ちを根底に置いているのも
主婦として母として

ある時は、
趣味に没頭し童心に返る一人の女性である

今のライフスタイルから来るものだと思います。
 
 
シーンを選ばない服と言っても、TPOをフラットには出来ない。
 
そして、常にどこか洗練されエレガントでありたいと願う。

 
印象に残る女性の共通点は後ろ姿にあると思っています。
 

そんな余韻を感じられるよう
後ろ姿にも想いを込めています。
 
 
時代の変化と共に
私も常に変化を求めています。
 

綺麗にまとめず
心が求めている方向に
解放されながら生きていられるように

 

私自身がシキ(方程式)に



そんな日々の私の想いを
この"心"(こころ)に綴っていきたいと思います。


 
このSH_KIをスタートさせる前に少し私毎ですが、戯言を話してみようかなと思います。
 
 
正にここからが、私のシキ(色)の始まりです。
 

 

一人でも多くの方が
自分のシキ(色)を見つけられ
変化を楽しみ喜びを感じられるブランドでありたいです。
 

 
シキ(四季)のように


 
 
山本 優希